PXC Weekly Journal #12 2025/06/12

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こんにちは!ピクセルカンパニーズ広報のYです。

今週のピクセル・ウィークリー・ジャーナルをお届けします。
6月3日〜9日の週は、国内外でAI・GPU・データセンター・半導体分野の注目ニュースが盛りだくさんでした。

前号で予告したとおり、今週は 日本国内のニュース を中心にピックアップしています。

それでは早速、今週(2025年6月3日〜9日)のピックアップニュース。

① 米エヌビディア、新GPUでAI学習性能を大幅向上

米半導体大手エヌビディアの最新GPUアーキテクチャ「ブラックウェル」は、前世代「ホッパー」に比べチップ当たりの処理速度が2倍以上となりました。

2,496基のブラックウェルでAI学習試験を27分で完了しており、旧世代で同等の速度を出すには3倍超のチップが必要だったと報じられています。

ソース:【ロイター】米エヌビディアの最新半導体、AI学習能力の大幅向上に寄与

② 英金融当局、AI版サンドボックスを提供へ NVIDIAと提携

英国の金融行動監視機構(FCA)はエヌビディアと提携し、金融企業がAIツールを安全な環境でテストできる規制プログラム「スーパーチャージド・サンドボックス」10月から提供開始する予定です。

FCAはこのAI版サンドボックスにより、十分な技術やデータを持たない企業を支援し、AI活用による市場や消費者への利益拡大と経済成長促進を目指すとしています。

ソース:【ロイター】英金融当局、AI版サンドボックスを提供へ NVIDIAと提携

③クアルコム、英アルファウェーブ社を24億ドルで買収へ

米半導体大手クアルコムは6月9日、人工知能(AI)技術の強化を目的に、英国のデータ転送技術企業アルファウェーブ社を約24億ドル(約3,300億円)で買収することで合意したと発表しました。

クアルコムは4月にもアルファウェーブ買収を検討していると表明しており、今回の決定でAI分野における技術基盤を一層拡充する狙いです。

ソース:【ロイター】クアルコム、英アルファウェーブ社を24億ドルで買収へ

④日立、NVIDIAと協業拡大しAI導入を加速

日立製作所は、世界的に高まるAIソリューション需要に応えるため、NVIDIAのグローバルシステムインテグレーター(GSI)プログラムに参画しました。

日系企業として初の参加となるこの協業により、日立はNVIDIAと連携して先進技術を活用したAIソリューションを開発し、グローバルのお客さまのAIトランスフォーメーションを加速する計画です。

ソース:【PRTIMES】日立、NVIDIAと協業拡大しAI導入を加速

⑤ピクセルカンパニーズ、Supermicro社の最新AIインフラ製品を取扱開始

ピクセルカンパニーズ株式会社(東証スタンダード:2743)は、米サーバーメーカーのSupermicro社が提供する最新のAIインフラソリューション「データセンター・ビルディング・ブロック・ソリューション(DCBBS)」の取扱いを開始すると発表しました。

次世代AIデータセンターを迅速に構築できるこのソリューションを国内展開することで、日本におけるAIインフラ整備を支援する狙いです。

ソース:【exciteニュース】ピクセルカンパニーズ、Supermicro社の最新AIインフラ製品を取扱開始


いかがでしたでしょうか?

 今週は、生成AIブームを背景に各国・企業がAIや半導体分野で協業や大型投資を加速させている姿が浮き彫りになりましたね。日本企業とNVIDIAの連携強化など、世界規模でAI対応のデータセンターや技術基盤の整備が進んでいます。

最先端技術をめぐる動きは日々スピードアップしていますが、当ジャーナルでは引き続き重要トピックをわかりやすくまとめて参ります。次号も最新のトレンドをわかりやすくお伝えしていきますので、お楽しみに!

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ピクセルカンパニーズでは、AIインフラ構築をはじめとした先進技術導入のご支援も行っております。ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

それでは、また来週お会いしましょう。

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