会津大学AOI会議参加レポートー地域社会への貢献を目指してー

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福島県のデジタル変革を推進する重要な取り組みの一つである「会津オープンイノベーション会議(AOI会議)」に参加しましたので、その様子をご報告いたします。

AOI会議は、会津大学が主催する「会津大学オープンイノベーション会議」の略称です。新たなニーズを創出するための共創の場として、また県内外の企業等が求める技術相談や意見交換を行う場として機能しています。会津大学では、革新的な技術やビジネスモデルを生み出すためには、従来型の産学連携における1対1の関係ではなく、多対多の関係形成が重要であると考え、本会議を通じてニーズの段階から多様な議論の活性化を図っています。

今回私たちが参加させていただいたAOI会議では、産学イノベーションセンター特任教授の石橋史朗氏より、会津大学が取り組む先進的なICT教育や研究についてご説明いただきました。

今回のAOI会議共同主催の大熊インキュベーションセンター(OIC)・黒田さまよりOICの活動についてもご紹介をいただきました。OICは、産学連携の中核として、企業と大学の共同研究や技術移転を促進する場として機能しています。私たちピクセルハイも大熊町の拠点として大変お世話になっています。

続いて、会津大学産学イノベーションセンター(UBIC)の施設見学が行われました。UBICは、会津大学と企業や地域が連携して研究を進めていくための産学官連携の拠点施設です。産学官の連携を一層推進し、共同研究や受託研究はもとより、大学発ベンチャー企業や地域の企業とともに、会津大学の研究・技術を核とした新産業の創出を目指した取り組みを行っています。2024年10月1日には、経済産業省の令和4年度産学連携推進事業費補助金により施設改修を行い、「ふくしまデジタルイノベーション地域中核拠点」として新たにスタートを切りました。

その後、参加企業各社によるプレゼンテーションが行われ、当社からはデータセンター事業における地域連携の展望について発表させていただきました。他社からも、AI活用やデジタルインフラ整備など、さまざまな提案があり、福島県のデジタル化やイノベーション創出に向けた機運の高まりを感じました。

懇親会では、大学関係者や地域企業の方々と活発な情報交換を行うことができました。特に、データセンター事業と地域の再生可能エネルギー活用について、具体的な連携の可能性を議論することができ、大変有意義な機会となりました。

今後も、地域における産学官連携の取り組みに積極的に参加し、地域社会の発展に貢献していきたいと考えております。AOI会議のみなさま、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。

(文責:ピクセルカンパニーズ広報チーム)

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