
PXC Weekly Journal #24 2025/09/02
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2025.09.02

ピクセル・ウィークリー・ジャーナル(2025年8月26日〜9月1日)
こんにちは!ピクセルカンパニーズ広報の Y です。
今週のピクセル・ウィークリー・ジャーナルをお届けします。
8月26日〜9月1日の週も、国内外で AI・GPU・データセンター・半導体分野の注目ニュースが盛りだくさんでした。
それでは早速、今週のピックアップニュース。
ピックアップニュース(2025年8月26日〜9月1日)
① エヌビディア、AI需要追い風で四半期売上高が過去最高
NVIDIAは2026年度第2四半期決算を発表し、売上高は前年同期比101%増の280億ドルに達し、純利益は前年の61億ドルから148億ドルに急増しました。データセンター部門が約163億ドルと主力を牽引し、AI向けGPU需要が堅調。HopperやBlackwellといったGPU製品の出荷が業績を大きく押し上げた背景にあり、同社の今後の成長力への期待がさらに高まっています。
ソース:NVIDIA、2026年度第2四半期の決算を発表(NVIDIA公式)
② エヌビディア、Blackwell世代GPU搭載のRTX PRO 6000サーバーを展開
NVIDIAが「RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPU」を搭載した2Uラックマウント型サーバー(RTX PRO サーバー)をCisco、Dell、HPE、Lenovo、Supermicroなどが提供開始。AIやグラフィックス、データ解析など幅広い業務に対応し、CPUのみの2Uシステムに比べ45倍の性能、18倍のエネルギー効率を実現。データセンターでのAIアクセラレーションを一気に推進する製品です。
ソース:NVIDIA、Blackwell搭載RTX PROサーバーを主要エンタープライズシステムに提供開始
③ Supermicro、Blackwell GPU搭載で米LambdaのAIファクトリーを構築支援
SupermicroはLambdaのAIインフラ強化のため、NVIDIA Blackwell GPU搭載のGPU最適化サーバー群を提供。Lambdaはこれを活用して“AIファクトリー”を構築し、AIトレーニングと推論を高速化。Supermicroの液冷技術により電力・冷却の効率を高め、短期間での大規模展開を実現しました。
ソース:Lambda、SupermicroのNVIDIA BlackwellサーバーでAIファクトリーを構築
④ サウジ政府支援のAI企業、Blackwell GPU導入で巨大AIデータセンター建設へ
サウジ政府系AI企業Humainがリヤドとダンマームで、各100MW規模のAIデータセンター建設を進行中。2026年初頭に稼働予定で、NVIDIAの最新「Blackwell」AIチップ1.8万基を導入予定。また、AMDとは約10億ドル規模の提携も進行中で、湾岸諸国によるAIインフラ建設競争が加速しています。
ソース:サウジのHumain社、米国製AIチップで2026年初にデータセンター開設へ(Reuters)
⑤ Google、AIクラウド拠点に90億ドル投資。環境対応も強化
Googleはオクラホマ州でAI・クラウドインフラに対し、今後2年間で90億ドルの投資を表明。スティルウォーターに新データセンターを新設し、既存施設のプライヤーも拡張計画。教育・人材育成プログラムと再生可能エネルギーや水資源の持続可能性にも注力し、地域社会と両立するAIインフラ整備を進めます。
ソース:Google、オクラホマ州でAI・クラウド基盤に90億ドル投資へ(Reuters)
世界情勢と今週のテーマ
今週はAIインフラへの世界的投資と技術革新の加速が際立つ週となりました。
NVIDIAはBlackwell世代GPU基盤を軸にAI対応サーバーの大規模展開を進め、SupermicroとLambdaの協業はインフラ構築スピードを押し上げています。一方で、サウジやGoogleが巨額投資に踏み切り、国家・産業を挙げてAIインフラの主導権確保を図る動きが明確になっています。
いかがでしたでしょうか?
来週もAIや半導体をめぐる最新トレンドを、わかりやすくまとめてお届けします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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